日頃より市営バスをご利用いただきありがとうございます。
東京の京王線・小田急線で発生した刺傷放火事件や九州新幹線で発生した放火事件等の発生を受け、令和3年11月18日(木)に、交通局と若松警察署が合同で、バス車内で粗暴行為が発生したとの想定で、通報・検挙訓練を実施しました。
訓練の様子
市営バスにお客様10名が乗車されて運行していました。
一人のお客様が大声で騒ぎだし、乗務員が静かにするようお願いしても騒ぎ続けているため、乗務員はバスに設置している非常通報装置を作動させて営業所に連絡し、営業所は110番通報をしました。
110番通報を受けた警察は現地にパトカーを急行させたところ、車内で騒いでいた乗客が逆上して車内で刃物を振り回し、放火しようとしました。
乗務員は直ちにバスを止めて、お客様を車外に避難させたところで警察官が駆け付け、騒いでいた乗客を取り押さえるという訓練でした。
警察官が犯人を取り押さえる様子は、迫真に迫る演技で臨場感のある訓練となりました。
市営バスでは、車内で非常事態が発生した際に非常通報装置を作動させ、営業所と連携して警察に通報する等、お客様が安全・安心にご利用していただけるよう体制を整えています。
また、今回のような訓練を実施することで、非常事態が発生した際に迅速かつ適切な判断ができるよう万が一に備えています。
今後とも更なる安全・安心・快適な市営バスを目指して行きます。