市営バスにおける貸切バスの飲酒検査 | 安心安全の取り組み | 北九州交通局

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市営バスにおける貸切バスの飲酒検査

飲酒運転の根絶に向けた取り組みが広がっている中、他の貸切バス事業者において、複数の乗務員が共謀し、法律により定められている宿泊地からの出発前のアルコール検査を不正に逃れて、飲酒運転を行った可能性があるという報道がありました。

このことを受け、交通局としては、今までも宿泊先での適切な飲酒検査は行っておりますが、より厳格な飲酒検査体制を確立するため、下記のような取り組みを行い、引き続き、安心・安全な運行に努めてまいります。

今後とも、引き続き、市営バスのご利用をお願いいたします。

現状の飲酒検査

宿泊先での飲酒について

宿泊先での飲酒については、運転者は当然のことながら、ガイド職員についても禁止しており、飲酒したことが発覚した場合は、内規により厳しい処分を行うこととしております。

宿泊先での飲酒検査手順

○宿泊先のフロント従業員の立会いのもと、アルコール検知器に呼気を吹き込みます。

○フロントで、検査結果として、所定の様式に「アルコール検出の有無」、「宿泊施設名と立会者の氏名」を記載してもらいます。

○運転者は、その結果を交通局営業所へ電話連絡するとともに、営業所に戻った後、当該様式を提出させます。

過去の飲酒違反

交通局においては、運転者が宿泊先での飲酒検査でアルコールが検知される違反は、過去1件も発生していません。

今後のより厳格な検査体制の確立

運転者への指導・教育

日ごろから飲酒に対する指導を繰り返し行っていますが、今回の事案を受けて、改めて、貸切運転者に対する個別ヒアリング等を実施し再指導を行います。

お客様への報告

運行初日においては、運転者がご利用団体の責任者様に対して、市営バスご利用のお礼を行うとともに、営業所で行った飲酒検査の結果を報告することとします。

チェック体制の強化

宿泊先での飲酒検査は、現状の宿泊先のフロントでの実施に加え、ご利用団体の責任者様の前でも行い、お客様が安心して市営バスをご利用していただけるように努めます。

また、より厳格なる飲酒検査の体制を確立するため、交通局の運行管理者が宿泊先の飲酒検査に抜き打ちで立会いを行います。

運転者からの報告

運行終了後、運転者が「宿泊当日に飲酒していないか」、「同僚・ガイドも飲酒していないか」の報告書を提出させることとします。

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