平成31年4月10日更新
運輸安全マネジメント制度とは?(国土交通省ホームページより抜粋)
マネジメントとは、「どのようにきちんと運営していくか」ということです。運輸事業を進めるにあたっては、いろいろなヒトとモノが必要です。それらが現場から経営トップまで複雑に絡み合って運営されています。
その中で、「安全性を向上させるためにどのようにきちんと運営していくか」を考えたのが運輸安全マネジメント制度です。
運輸安全マネジメント制度の特徴(国土交通省ホームページより抜粋)
運輸事業の安全性を向上させていくために導入された運輸安全マネジメント制度には、次のような特徴があります。
- 経営トップから現場まで一丸となった安全確保のための体制をつくること。
- その体制を事業者が常に改善し、国土交通省がそれを評価・助言すること。
運輸事業においては、人やモノを安全に輸送することが根本です。だからこそ、経営トップが「安全最優先」で運営し、あわせて、実際に輸送を行う現場が、この「安全最優先」意識をもとに、確実に安全な輸送を行う、そういった安全を確保する体制を作ることが大切です。
また、この作り上げた安全確保の体制を常にチェックし、気づいたところは改善し、より安全に輸送することが大切であり、この安全確保の体制や取組に対し、より安全性を向上させるために、国土交通省から評価や助言を受けていきます。
北九州市交通局の令和6年度の取り組み
北九州市交通局では、「市民の幸せを運ぶバス」を基本理念とし、いつもお客様の気持ちを大切にし、感謝の心で地域の発展のため前進していきます。
また、自動車運送事業者の社会的使命である、「輸送の安全の確保と向上」を深く認識し、全職員に安全の最優先と意識の徹底を図り、運輸安全マネジメント体制の確立と継続的な改善につとめるため、次のとおり輸送の安全に関する基本的な方針を定め、周知します。
輸送の安全に関する基本的な方針
- 交通局長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、局内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たす。また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ、職員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させる。
- 輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(Plan Do Check Act)を確実に実施し、安全対策を不断に見直すことにより、全職員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性の向上に努める。また、輸送の安全に関する情報については、積極的に公表する。
ガイドラインに沿った取り組み
運輸事業の安全性を向上させるため、国土交通省が定めた「運輸安全マネジメントのガイドライン」に沿って、具体的に取り組みを行っていきます。
輸送の安全に関する目標及び達成状況
・令和6年度目標
(1)重大事故件数 0件【自動車事故報告規則第2条に規定する事故】
(2)有責事故件数 前年比10%削減
・令和5年度達成状況
(1)重大事故件数 1件【自動車事故報告規則第2条に規定する事故】
(2)有責事故件数 19件 ※うち(1)含む 【対前年度±0件】
(3)その他の事故件数 18件(対前年度 +5件)
※重大事故とは、死者又は重傷者(14日以上病院に入院することを要する障害)を生じた事故、及び国土交通省令自動車事故報告規則第2条各号に該当(転覆、転落、火災等)する事故
※有責事故とは、乗務員の過失が60%以上ある事故
行政処分等の公表
令和5年度については該当なし
輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置
ドライブレコーダーの導入(平成28年度初導入 乗合・貸切 全車両に設置完了)
輸送の安全に係る情報の伝達体制その他の組織体制
添付資料「運輸安全マネジメント管理体制」
輸送の安全に関する教育及び研修の実施状況
- 春の交通安全運動に伴う職員研修
- 夏の交通安全運動に伴う職員研修
- 秋の交通安全運動に伴う職員研修
- 年末年始の交通安全運動に伴う職員研修
- 飲酒運転撲滅に伴う職員研修
- 事故惹起者に対する教育
添付資料は下記よりご参照ください
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